バッテリー再生事業

こうして使用済みバッテリーの再生技術に成功しました

私たちは「結晶化サルフェーションという不導体を排除できないか」と考えました。

なぜなら電極板に付着した不導体を取り除くことにより、電極板の通電できる面積を大きくできれば、バッテリーを再び使用することができるからです。
弊社にて研究を行った結果、特殊なパルスをバッテリーに流すことにより、こうして結晶化サルフェーションを排除することに成功しました。

しかも私たちの研究では結晶化サルフェーションを取り除き、かつ日頃のメンテナンス(バッテリー液の補充・過度の過放電を行わない・・・等)をしっかり行っていれば、原因1の「バッテリー内部の断線、鉛電極板の破損」をある程度予防できることがわかりました。
あまり知られていませんが、バッテリーは意外と繊細なんです。




使用済みバッテリーの再生作業

バッテリーの選定 1
再生可能・不可能を簡易テスターと比重計で判断します。
テスターにて選定 テスターにて選定
バッテリーの選定 2
放電試験機を用いて、バッテリー性能を調査します。
放電試験機にて選定
バッテリーを再生機にかける
「選定1」、「選定2」の検査に合格したバッテリーを再生機にかけ、再生作業を行います。
大型再生機 小型再生機
バッテリー再生液の注入
バッテリーの性能を長く維持するための薬剤を注入します。
(オプションになります。またメンテナンスフリーバッテリーには注入できません。)
薬剤注入作業
再生バッテリーの確認
再度、放電試験機にてバッテリー性能の調査を行います。
これでどれだけ回復しているかを確認します。
放電試験機にて回復検査
清掃・納品
再生したバッテリーを清掃し、お客様へ納品します。


放電試験機とは?

バッテリーは内部を見ることが出来ないため、再生しても回復しているかどうかの判断が非常に困難でした。

しかし弊社は放電試験機という機械を保有している為、バッテリー性能を確認することが容易になりました。

放電試験機というのは簡易テスターとは違い、時間をかけて実際に電流を流すことによりそのバッテリーの容量を測定します。簡易テスターでは電気的な負荷を掛けずに数値を測定するために正確な測定が非常に困難です。実際に放電を行うことで本当に意味のある数値を読み取ることが出来ます。

弊社では再生前、再生後に放電試験を行っているので、どのぐらい再生が出来ているか、目で見て判断することができます。もちろんそのデータはお客様にもお渡しします。

放電試験機 放電試験検査中
放電試験機 放電試験検査中

再生前 放電試験結果 再生後 放電試験結果
再生前の放電試験結果 再生後の放電試験結果

再生を行う条件

再生可能なバッテリーは鉛を使用したバッテリーです。
そして出来るだけ早い段階で再生をかけることがバッテリーを長持ちさせます。

もし使用できなくなったとしても、それを早い時期に再生すると再生率は高くなります。
しかし日が経つにつれて再生率はどんどん低くなります。どんな問題も早く解決することが重要ですが、バッテリーについても同様です。
しかし、一番良いのは使用できなくなる前に再生することが一番良い方法です。

大型再生機 小型再生機
大型再生機 小型再生機


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